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2025.08.12

【開催報告】弊社代表・小田島政樹がピラティススタジオBBスタッフ向け「アスリートのためのピラティス」特別研修を実施

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2025年8月7日、弊社(大阪DTS)代表・小田島政樹が、東京・恵比寿のピラティススタジオBBにて、スタッフ向けに**「アスリートのためのピラティス」**をテーマとした特別研修を行いました。今回の研修は、長年の信頼関係と国内外での交流を背景に実現したものです。

 

背景|長年の交流とネットワーク

ピラティススタジオBBは、東京・大阪・仙台を中心に全国で9店舗を構えるピラティススタジオ
2009年に創業し、現在のピラティスブーム以前からプライベート中心のレッスンを提供してきました。
直営スタジオだけで年間20,000セッションを実施しており、その実績と信頼は全国トップクラスです。代表の田沢優氏とは、小田島が国内外で共にピラティスを学び、日本のピラティス界で15年以上、プライベートセッションを中心に確かな影響を与え続けてきました。

さらに、黒子甫氏は小田島と同様、東京においてアスリートへのピラティス指導を精力的に実践している専門家です。こうした国内外の人的ネットワークが、今回の研修に一層の厚みをもたらしました。

 

「ピラティスのためのピラティス」にならないために

研修で小田島が最も強調したのは、ピラティスを目的化しないこと
アスリートには競技パフォーマンスの向上を、一般クライアントには日常生活や趣味のスポーツの質向上を――。常に**「誰のため、何のための動きなのか」**を明確にし、エクササイズを選択することの重要性を伝えました。

 

研修の流れ|50分セッション構成をベースに

研修は50分のセッション構成を軸に進行。
その中からいくつかのエクササイズをピックアップし、**「観察ポイント」「修正方法」「目的別アプローチ」**を具体的に解説しました。

  • 開始前の姿勢・呼吸状態の確認
  • 対象者ごとの動きの癖とその改善方法
  • パフォーマンス向上や機能改善につながるキューと負荷調整

単なる動作指導ではなく、観察力と判断力を高めるための視点が全編を通して共有されました。

 

対象別アプローチの実例

研修では、ランナーやゴルファー、一般クライアントといった対象ごとの実例も扱いましたが、基本的にはアスリートも一般の方も、インストラクターとして見るべきポイントはほぼ同じであることを確認しました。その上で、競技特異性にどこまでアプローチするかは、クライアントの背景や姿勢、動きの癖などから丁寧に判断していく――。このプロセスを、実技とディスカッションを交えて研修内で実践しました。

 

参加スタッフの声

  • 「目的別の視点切り替えが明確で、現場ですぐ活用できる」
  • 「観察ポイントを押さえることで、指導の質が上がると感じた」
  • 「セッション構成を具体的に学べたのが大きな収穫」

 

小田島の印象

小田島は今回の研修を通じて、近年はピラティススタジオやインストラクターの増加とともに、いわゆる軽さ――知識や経験の乏しさ――を感じる場面が多かったと語ります。
しかし、ピラティススタジオBBのスタッフは、受講内容をしっかり理解し、しかも楽しそうに受け入れてくれる様子が非常に印象的だったとのことです。
この姿勢こそが、長くクライアントに信頼される指導へとつながると感じたと述べています。

 

写真で振り返る

 

まとめ

今回の研修は、田沢優氏との長年の交流、黒子甫氏を含む国内外の人的ネットワーク、そして全国9店舗を展開するピラティススタジオBBの強固な運営基盤を背景に実現しました。
弊社代表・小田島が繰り返し伝えた**「ピラティスを手段として活かす」**という理念と、スタッフの高い理解力・受容性は、今後の指導の中で確実に活かされていくことでしょう。

 

ピラティススタジオBB(Webサイト) https://www.pilates-bb.com/