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2025.09.04

不屈の魂で、世界へ

ブログ

不屈の魂で、再び世界へ。

北村友一ジョッキー、クロワデュノールと共に凱旋門賞へ

競馬界から大きなニュースが届きました。

北村友一ジョッキーが、今年ついに夢の舞台 凱旋門賞 に挑戦します。

そのパートナーは、日本ダービーを共に制した クロワデュノール

まずはこちらの復帰ドキュメント動画をご覧ください。

関西テレビが制作した特集の中に、DTSでのリハビリ風景も収録されています。

📺 ▶︎ 復帰の軌跡を追った動画はこちら

DTSとの10年、そして大きな試練

北村ジョッキーは10年以上にわたり、週1回のペースでDTSに通い続け

マシンピラティスやトレーニングに励んでいます。

トップジョッキーとして過酷な日々を送る中で、体を整え、

パフォーマンスを維持・向上するための取り組みを積み重ねてきました。

しかし数年前、大きな落馬事故により長期離脱を余儀なくされます。

一時は「騎手生命の危機」とまで言われるほどの深刻な怪我でした。

リハビリの時間を共に過ごす中で、北村ジョッキーが繰り返し口にしていた言葉があります。

「復帰するだけじゃだめなんです。結果を出すんです。」

その言葉には、復帰をゴールにせず、

さらにその先に「勝利」を見据える強烈な覚悟が込められていました。

痛みに耐えながら動きを一から作り直す姿勢は、一流アスリートの強さそのもの。

関西テレビの復帰特集動画の中にも、その取り組みが収められています。

📺 ▶︎ DTSでのリハビリの様子も収録された動画はこちら

ダービー制覇、クロワデュノールと共に

そして迎えた日本ダービー。

北村ジョッキーは、クロワデュノールとのコンビで悲願の2025年ダービー制覇を果たしました。

その勝利後のインタビューで彼が語ったのは、この一言でした。

「すべてに意味がありました。」

あの大きな怪我、苦しいリハビリ、復帰を信じ続けた時間。

すべてが、この瞬間のためにあった――そう断言する姿は、多くの人の胸を打ちました。

凱旋門賞への挑戦

そして今年、クロワデュノールと共に凱旋門賞へ。

日本競馬にとって長年の悲願であるこの舞台に挑むことは、

単なる海外挑戦ではなく「夢を現実に変える挑戦」です。

北村ジョッキーとクロワデュノールの挑戦は、怪我をしても諦めず、

努力を積み重ねれば再び夢をつかめるという証。

その姿は、競馬ファンだけでなく、すべての人に勇気を与えてくれるはずです。

DTSとしての想い、そして学び

DTSは、10年以上にわたって北村友一ジョッキーと共に歩んできました。

彼の復帰をサポートできたこと、

今もなお挑戦を続ける姿を近くで見られることを誇りに思います。

そして同時に、彼との時間は私たち自身にとっても大きな学びでした。

「アスリートを支える」とはどういうことか。

「怪我からの復帰」をどう超えて「勝利へつなげる」のか。

北村ジョッキーと向き合う中で、

DTSのスタッフ1人1人もまたトレーナーとして大きく成長させてもらいました。

すべての人へのメッセージ

北村ジョッキーが歩んできた道のりは、アスリートだけのものではありません。

大きな壁にぶつかったとき、諦めずに立ち上がる姿は、すべての人に通じる勇気の物語です。

この復活劇を、アスリートだけでなく、すべての日本人に知ってほしい

きっと誰もが勇気とパワーをもらえるはずです。

クロワデュノールと共に、不屈の魂で再び世界へ。

「すべてに意味があった」その言葉を胸に、

北村友一ジョッキーの挑戦をDTSはこれからも全力で応援します!

Screenshot